麻酔科医マンパワー不足に対する日本麻酔科学会の提言について

【2005年02月01日】
社団法人日本麻酔科学会
理事長 花岡 一雄

 昨今の報道等でも取り上げられているように、麻酔科のマンパワー問題は深刻な状況にある。当学会としても麻酔科医の不足が良質な医療の低下につながり、社会的に重要な医療安全を保てないことをかねがね主張してきた。そこでこの状況を打破し、国民の医療安全の担保に貢献するために、日本麻酔科学会は「麻酔科医マンパワー不足に対する日本麻酔科学会の提言」と題し、公益法人として具体的なアクションプランを盛り込んで、学会としてやるべきこと、関連省庁、関連団体、報道機関に協力を要請することを取りまとめている。2月上旬には完成する予定であり、このホームページを通じて報告するとともに、関係各所に陳情する予定である。
 学会としての主な取り組みは、麻酔科業務の社会的認知を広めること、保険診療上の適切な評価ための活動、麻酔科医の業務整理(麻酔科外来の設置、準備・介助の委託等)、手術室の有効利用と効率化、女性医師が働きやすい環境整備、休業状態から復帰しやすい環境整備、学生・研修医に対する働きかけなどを予定している。具体的な活動計画は、明確な時間軸を示した中・長期計画に盛り込む。
 我々日本麻酔科学会の切なる願いは、国民が望む「医療安全の担保」と一致していることを確信している。

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