(IF) 付き麻酔科学誌への掲載論文総数の年次推経領域の減少が著しい他は、ほぼ同様の減少傾向にある(図3A)。支部別では、東京、東海北陸、九州支部で演題数減少が2014年を基準として50%以上と大きいが、減少傾向はどの支部も似た傾向にあった(図3B)。大学別JSA演題数の第1位と第10位の演題数は年々下がっており、特に私立大学での演題数低下が顕著である(図4)。(2)麻酔科学誌掲載論文数 日本、中国、韓国の東アジア3国からの3大麻酔科学誌 (Anesthesiology、Br J Anaesth、図3.JSAカテゴリー別 (A)・支部別 (B) 演題数の年次推移図4.大学別JSA年次学術集会採択演題数第1位と第10位Anesth Analg) への掲載論文総数の年次推移では、日本は2012年で一旦低下が底を打ったものの[3]、2020年以降再び減少に転じた[2]。韓国は基本的には大きな変化はないが、中国は年々増加している(図5A)。一方、インパクトファクター 移では、中国は2013年以降急速な増加傾向を示しているのに対し、日本、韓国は停滞している(図5B)。日本のJSA会員数で補正した英文論文数は、2012年に底を打ちV字回復傾向にあったが[3]、2017年以降は停滞している(図6)[2]。図5.麻酔3大誌 (A) 並びにIF付麻酔科学誌への東アジア3国からの掲載論文数図6.JSA会員数100人当たりのIF付論文数の学術年次推移91
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