一つの施設で全ての研修を網羅することができ、多岐にわたるサブスペシャリティ取得などの細やかな将来設計を可能とする施設．

愛媛大学医学部附属病院では，成人心臓血管外科，小児心臓血管外科，小児外科，呼吸器外科，産婦人科，脳神経外科などの症例経験数を求められる手術の症例数が豊富にある．また，生体肝移植術，VAD植え込み手術などの多彩な症例も経験でき，2024年度からは心臓移植認定施設にもなっている．県内の連携施設では，一般的な外科手術の麻酔に加えて，救急患者対応や集中治療の症例が豊富にある．サブスペシャリティ領域における育成にも力を入れており、ペインクリニック，集中治療の研修体制も充実している他，小児麻酔や心臓血管麻酔などのより専門的な領域に関しては，希望に応じて首都圏を含む他県の連携施設で研修することも可能である．