JSA PIMS(麻酔台帳)について 2011年01月04日
JSA PIMS(麻酔台帳)について
JSA PIMS(麻酔台帳)とは
厚生労働省は具体的な数値目標を掲げて電子カルテの普及を目指しています。麻酔科学領域での情報化・電子化推進もこの例外ではありませんが、領域の特殊性を鑑みると、(社)日本麻酔科学会が積極的に関与すべきであると考えています。
JSA麻酔台帳とは、全国の大半の施設が紙で管理していた麻酔台帳を、簡便かつ正確に利用できるよう当学会が独自に開発したソフトウエアです。本ソフトウエアは検索機能も充実しておりますので、複数年にわたる症例データの検索も可能となり、必要に応じたデータベース作成に最適です。また、毎年の偶発症例調査データの提出が簡単になるのみならず、麻酔科専門医、指導医の認定審査に必要な診療実績報告や指導実績報告にもご利用いただけます。2010年の改訂版から、麻酔台帳をJSA PIMS(Perioperative Information Management System)と名称変更しました。
[重要なお知らせ]
■現在、認定病院にはVer.4.0をお届けしております。改訂内容はCDに収納されている"リリースノート"をご覧ください。
また、リリース後のアップデータに関してはこちら(http://www.jsa-pims.org/)でご案内いたします。
■現在の最新バージョンはVer4.0です。
最新バージョンのダウンロード
(https://www.jsa-pims.org/download/top.html)
■JSA PIMSに関するお問い合わせ
(https://www.jsa-pims.org/form/top_pims.html)
JSA PIMS(麻酔台帳)からの学会提出情報と個人情報保護に向けた取り組み
連結不可能匿名化
麻酔関連偶発症例調査、ならびに全麻酔症例の基本情報収集に関しましては、次の「麻酔関連偶発症例調査の調査方法」に示すような方式を採用することにより、症例の連結不可能匿名化を図っております。さらに、二重封筒による回答方式によって施設名も特定できないよう配慮致しております。
個人情報保護に向けた取り組み
各医療施設におかれましては、個人情報保護法の施行に伴い「個人情報保護方針」を策定し、1)収集した個人情報の利用目的を掲示すること、2)これら情報の収集や提供を行う場合には患者の同意を得ること等が要請されています。つきましては、連結不可能匿名化された情報であっても学会への情報提供に応じて頂けない症例に対しては提出ファイルから除外される措置を講じております。
なお、当学会作成の麻酔台帳ならびに手術室管理システムはセキュリティ保護された院内コンピュータでの使用を想定しております。個人用PC等にインストールされることによって生じる個人情報の流出に関しましては、当学会は一切の責任を負いませんので申し添えます。