新型コロナウイルス(2019-nCoV)についての情報提供 2020年02月03日
新型コロナウイルス(2019-nCoV)について情報提供いたします。
4. 新型コロナウイルス感染症の確定例・疑い例に対する感染対策
急性呼吸器感染症患者の診察時には標準予防策、つまり呼吸器症状を呈する患者本人にはサージカルマスクを着用させることを原則とし、医療従事者は、診察する際にサージカルマスクを含めた標準予防策を実施していることを前提とする。
そのうえで、新型コロナウイルス感染症患者の確定例、疑い例を診察する場合、
Ⅰ 標準予防策に加え、接触、飛沫予防策を行う。
Ⅱ 診察室および入院病床は個室が望ましい。
Ⅲ 診察室および入院病床は十分換気する。
Ⅳ 患者の気道吸引、気管内挿管の処置などエアロゾル発生手技を実施する際には空気感
染の可能性を考慮し N95 マスク、眼の防護具(ゴーグルまたはフェイスシールド)、長袖ガウン、手袋
を装着する。
Ⅴ 患者の移動は医学的に必要な目的に限定する
※新型コロナウイルス感染症に対する対応と院内感染対策 改訂 2020 年 1 月 21 日
(国立感染症研究所、国立国際医療研究センター 、国際感染症センター)より引用
https://www.niid.go.jp/niid/images/epi/corona/nCoV_200121-2.pdf
関連リンク
国立感染症研究所(NATIONAL INSTITUTE OF INFECTIOUS DISEASES)
https://www.niid.go.jp/niid/ja/
厚生労働省 https://www.mhlw.go.jp/index.html