【情報共有】日本形成外科学会からの有害事象情報について 2021年09月17日
安全委員会
委員長 山内 正憲
一般社団法人日本形成外科学会より、へマンジオールシロップ(プロプラノロール)使用中の小児への副作用について、情報共有の依頼がありました。
安全委員会で審議し、以下の情報を会員に共有いたします。
本薬剤は「反射性頻脈が減弱し、低血圧のリスク」と添付文章にあります。
一方、通常のプロプラノロールの添付文書には、「慎重投与」として
「9.小児等[痙攣や昏睡を伴う重度の低血糖を起こすことがある。]」と記載があります。つきましては、
1.へマンジオールシロップについても、低血糖の可能性がありえること
2.同じ成分の薬剤でも商品によって添付文書の禁忌と慎重投与が異なること
以上を皆様にお伝えいたします。