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【周知】修正型電気痙攣療法(m-ECT)の管理について 2023年02月24日

公益社団法人日本麻酔科学会
理事長 山蔭 道明
 
公益社団法人日本麻酔科学会 
会員 各位
修正型電気痙攣療法(m-ECT)の管理について

 会員の先生方には,国民の周術期医療をはじめ臨床業務に従事いただき,大変感謝申し上げます。
 さて,去る1月16日付で、脱分極性筋弛緩薬スキサメトニウム注射剤につきまして,供給停止となる通達が出ることを受け、新規製造の再開に向けて,関係諸官庁と担当製薬会社には継続して依頼と要望を続けていくこと、公益社団法人 日本神経精神科学会と修正型電気痙攣療法(m-ECT)の管理について指針を作成中であることをお知らせいたしました。本学会会員におかれましては、代替薬を利用するにあたり、以下の点について注意し、管理いただくようにお願いします。

・事前に患者に全身管理についてのリスクを伝えること
・バイタルサインモニターに加え、筋弛緩モニターにより筋弛緩からの至適回復を確認すること
・気道確保、嘔吐対応、酸素パイピング、バッグバルブマスクを準備すること