謹啓　平素は格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。
　本ワーキンググループでは、神経麻酔（硬膜外麻酔、脊髄くも膜下麻酔、伝達麻酔）において誤接続防止・安全対策として導入された小口径コネクタの影響を評価するために活動をしています。
　旧規格製品の出荷が終了してから3年余り経過しましたので、日本国内の多くの医療施設で小口径コネクタへ移行したものと推測されます。本ワーキンググループは旧規格を使用していた時期と小口径コネクタ導入以降のインシデント数を比較して神経麻酔の安全性が高まったのか明らかにすることを目的としてアンケート調査を行います。一方で小口径コネクタへ移行に際して多大な労力や時間を要したと推測されますので、移行における問題点を抽出して今後ISO規格への変更が予定される分野への情報提供の役割も担いたいと考えています。
　これらの目的を達成するためには全国大小さまざまな医療施設からの情報提供が不可欠であり、本アンケートは日本麻酔科学会認定施設全施設へ送付しご回答いただきます。
　なお、アンケート（第3回アンケートまで実施予定）に回答していただいた先生（各施設1名）を国際誌への論文投稿時に共著者とさせていただきます。質問項目は多いですが、全国レベルの貴重な研究と考えておりますので、ぜひご回答ください。
　ご協力のほど何卒よろしくお願い申し上げます。
【調査期間】
5月26日（金）～6月30日（金）

【参考資料】
誤接続防止コネクタの導入について
神経麻酔分野（脊髄くも膜下麻酔、硬膜外麻酔、神経ブロック）のコネクタを取り扱う医療機関のみなさまへのお知らせ
第1回アンケート設問一覧
第2回アンケート設問一覧