研修プログラム(専攻医向け) 各種手続き
概要
研修プログラム・専攻医向けの各種手続きは以下の通りとなります。
1. 専攻医登録と研修プログラム応募
2. 専攻医登録の条件
3. 日本麻酔科学会への入会について
4. 研修プログラムに関する注意事項
5. 研修の休止について
6. 研修プログラム移動について
7. 研修プログラム修了の手続き
8. 研修の中断について
9. 研修プログラム途中における辞退について
10.カリキュラム制について
11.問合せ先
1.専攻医登録と研修プログラム応募
日本専門医機構の専攻医登録システムからユーザー登録を行い、次年度の研修プログラムへ登録してください。
研修プログラム応募に関する詳細は、日本専門医機構のホームページをご確認ください。
https://jmsb.or.jp/
専攻医登録システム、及びその内容に関するお問い合わせ先
日本専門医機構事務局
https://jmsb.or.jp/contact/
又、併せて日本麻酔科学会への入会も必要です。
詳細は、「3. 日本麻酔科学会への入会について」をご確認ください。
専攻医登録システムの内容に関するお問い合わせは、日本麻酔科学会事務局では一切お受けいたしておりません。 必ず日本専門医機構事務局にお問い合わせください。
【専攻医登録システム】
2.専攻医登録の条件
①医師法に定められた日本の医師免許を有すること
②卒後臨床研修終了登録証を有すること
③日本麻酔科学会の正会員であること
3.日本麻酔科学会への入会について
入会手続きに関する詳細は、下記リンク「入退会案内・会員情報更新・会員カードについて」をご確認ください。
https://anesth.or.jp/users/student/member_guidance
※研修開始年度として登録された年度の7月迄に入会完了した場合のみ、4月1日に遡って研修を開始したものとすることができます。
研修開始年度として登録された年度の7月中に入会完了ができなかった場合、入会月の翌月1日が研修開始日となります。入会が遅れますと、入会していない期間の研修期間が認められず、研修プログラム修了の遅れにつながりますので、ご注意ください。
4.研修プログラムに関する注意事項
研修として認められる期間や施設については、ご自身が所属する研修プログラムの研修開始年度にてご確認ください。
※「学生・研修医の皆様へ」の「麻酔科専門研修プログラム検索」をご利用ください。
https://anesth.or.jp/users/student●ご自身が開始した年度の研修プログラム群にない施設での研修は、研修期間・経験症例ともに認められません。
●4年の研修期間の内、2年を超える連携施設Bでの研修は認められません。
●初期研修中に専門研修指導医が指導した経験症例も含めることが可能です。
●出産あるいは疾病などに伴う通算で6ヶ月以内の休止を研修期間として認めることが可能です。
●2024年度開始以降の研修プログラムに登録された専攻医は、研修期間4年の内、基幹施設にて6ヶ月以上、 連携施設にて3ヶ月以上研修を行うことが必須です。
尚、2023年度開始までの研修プログラムでは努力目標としておりますが、機構は基幹施設にて6ヶ月以上、 連携施設にて3ヶ月以上研修を行うことを推奨しておりますので、確認できない場合は事情を伺うことがあります。<初期臨床研修の修了が遅れた場合の専攻医の研修開始日について>
特定の理由(海外への留学や勤務、妊娠・出産・育児、病気療養、介護、管理職、災害被災など)により、 初期臨床研修の修了が遅れた場合、2022年度以降開始の研修プログラムの専攻医は、 実際に研修プログラムの研修を開始された日が研修開始日となります。
これにより、研修の開始が遅れた期間に対しては、研修期間の延長が必要となります。
但し、2018年度~2021年度開始の研修プログラムの専攻医は、経過措置として、研修開始日を研修開始年度の4月1日とし、 4月1日から研修を実際に開始する前日までの空白期間は休止期間となり、通算6ヶ月以内の休止は、研修期間に含めることが可能です。
<防衛医科大学卒業の専攻医 研修開始日について>
自衛隊幹部学校等に入校する義務があり、そのために初期臨床研修修了日が3月31日を過ぎる場合に限り、 当該年度の4月1日より入校期間を麻酔科研修期間に含めることができます。
但し、入校期間は2ヶ月以内とし、研修プログラム責任者が残りの期間で研修を修了し得たと判断することが必要です。
※研修を開始するにあたり、必ず「麻酔科専門研修プログラム整備基準」をご確認ください。
https://anesth.or.jp/files/pdf/01-seibi-kijyun_20230609.pdf5.研修の休止について
研修の休止を希望する専攻医は、「休止申請書」に必要事項を記載の上、研修プログラム管理委員会へ提出してください。
原本は専攻医本人が保管し、コピーは研修プログラム管理委員会で保管します。弊会への提出は不要です。
休止申請書(Excel)
●研修の休止は、休止回数に制限はなく、休止期間が連続して2年を超えていなければ、 研修開始からの研修期間、及び症例はすべて認められます。
●2年を超えて研修プログラムを休止した場合は、それまでの研修期間は認められません。
●出産あるいは疾病などに伴う通算で6ヶ月以内の休止を研修期間として認めることが可能です。
<休止の特例>地域枠コースを卒業し医師免許を取得した者については、卒後に課せられた義務を果たすために特例扱いとし2年以上の休止を認めます。
6.研修プログラム移動について
研修プログラムの移動を希望する専攻医は、移動前・移動後の双方の研修プログラム管理委員会へその旨をご相談ください。 移動前・移動後の双方の研修プログラム管理委員会より移動の了承を得られた場合、移動の手続きを行います。
手続きの詳細は下記PDFをご確認ください。
研修プログラム移動手続き(PDF)
●原則として移動前と移動後の両プログラム管理委員会が移動後も研修を継続できると判断した場合に移動することができます。
●研修開始登録年度内のプログラム間での移動となります。
●移動先の施設の定員数を超える場合は、移動が認められません。
●シーリング対象の都道府県への移動は原則不可となっております。
(同一都道府県内の移動は可)
7.研修プログラム修了の手続き
①臨床実績報告書コピー(必要分)
②必要経験症例一覧表コピー
③研修証明書のコピー(プログラム間の移動をした場合のみ)
発行手続きの詳細は、研修修了証明書に記載しています。
原本は専攻医本人が保管し、コピーは研修プログラム管理委員会で保管します。
麻酔科専門医研修プログラム研修修了証明書(WORD)【2023年3月7日更新】
必要経験症例一覧表(PDF)
必要経験症例の定義(PDF)
●専攻医は、発行された研修プログラム修了証明書を、必要書類と併せて専門医新規申請時に日本麻酔科学会へ提出します。
●研修修了証明書は、研修期間終了の翌年度から、 5 年以内を有効期間とします。
8.研修の中断について
その場合は、研修プログラム管理委員会からの指示に従ってください。
又、日本専門医機構にて中断手続きが必要ですので、日本専門医機構へ連絡を行ってください。
9.研修プログラム途中における辞退について
日本専門医機構にその旨の連絡を行い、日本専門医機構の指示に従ってお手続きください。
転科についても同様です。
10.カリキュラム制について
※地域枠コースを卒業し医師免許を取得した方は、卒後に課せられた義務を果たすために特例扱いとし、 プログラム制でも2年以上の休止が認められています。
プログラム制で研修修了が可能な方は、原則はプログラム制にて研修を行ってください。以下の「カリキュラム制制度基準」に、詳しい内容を掲載しております。
カリキュラム制制度基準(PDF)
カリキュラム制を選択する場合は、審査が必要ですので、カリキュラム制を希望される場合は、弊会のお問い合わせフォームへご連絡ください。
11.問合せ先
●研修プログラムに関するお問い合わせは、弊会のお問い合わせフォームより、
カテゴリー「認定制度全般」をお選びいただき、お送りください。
https://anesth.or.jp/users/contact?type=accreditation_system
●日本専門医機構への問い合わせは下記アドレス宛にお願いいたします。
https://jmsb.or.jp/contact/