安全への取組み

スガマデクスの適正使用について

【2019年1月21日】
公益社団法人日本麻酔科学会
安全委員会



スガマデクスの投与量は,筋弛緩状態の深さと体重に応じて設定が必要です.
投与量が不十分であった場合,筋弛緩の再発(再クラーレ化)が起こるリスクがあり,国内において数十件,筋弛緩の再発が報告されています.
使用にあたっては添付文書の【用法・用量】に基づき,筋弛緩の拮抗前ならびに後の筋弛緩の状態についてモニタリングを実施し,スガマデクス 投与時の筋弛緩状態の深さと体重に応じた適正用量を投与するようにお願いします.