安全への取組み

ゲティンゲ/フクダ電子・麻酔器 Flow-i の吸気二酸化炭素分圧上昇

【2017年10月30日】
公益社団法人日本麻酔科学会
安全委員会

<製品名>
ゲティンゲ/フクダ電子社 全身麻酔器 Flow-i
使用年数  1年(耐用年数 7年)

<事象>
麻酔器を使用中、吸気CO2分圧の上昇を認めた(FiCO2 2-3 mmHg)。CO2アブソーバを交換しても改善されなかった。

<原因>
メーカー分析の結果、患者カセット内にCO2アブソーバから発生した粉が貯留しバルブ動作を妨げたため、CO2アブソーバをバイパスするガスが発生した可能性が高いと考えられた。

<対応>
当該器においてCO2アブソーバ装着前に患者カセット内の接続バルブ付近の異物がないことを確認する。


詳細は報告書をご確認ください。

ゲティンゲグループ・ジャパン株式会社 報告書