麻酔を受けられる方へ <9>
麻酔からの目覚め
全身麻酔では、手術が終了すると同時に、麻酔薬の投与を中止します。
目が覚めるまでの時間は、手術の種類や患者さんの状態によって異なります。
目が覚める兆候がみられましたら、声をおかけしますので、それが分かったら目を開けたり、手を握ったりして、
目が覚めていることを伝えるようにして下さい。
なお、口から喉にいれたチューブを抜いても、しばらくの間は声が出しにくいのでご辛抱下さい。
患者さんの血圧や脈拍、呼吸状態、血液の酸素化に異常がないかどうかを判断します。
病室に帰る前に、回復室やICU(集中治療室)などの特別室に行く場合もあります。